船の科学館と大江戸温泉物語(共に品川区)

お台場に行ってきた。もちろん、プライベートでははじめて。

船の科学館は見応えがある。大江戸温泉物語に行くついでに小一時間程寄ってから行こうなんて軽い気持ちで建物に入ったがとんでもない。急いで回ったにもかかわらず３時間。
昔のカヌーから現代の船舶までの模型や船の構造等も分かりやすく展示しているが、“海洋”をテーマにしているため、盛り沢山である。大人も…というよりも、大人こそオススメだ。
私としては戦前の巡洋艦に転用できる貨客船や、戦中の戦艦、空母等が興味深かった。
タローとジローで有名な南極観測船である“宗谷”の展示も面白い。実物が波止場にそのまま展示されており、船室、食堂、浴室、トイレ、冷蔵室等を見学する事ができ、当時の乗組員達の息吹きを望む事ができる。
さらに９月２３日まで、１８９０年のトルコの軍艦“エルトゥールル”の和歌山沖海難事故を日本人が救助した事に始まるトルコとの交流展を開催していて、トルコの義理堅さに目頭が熱くなる(トルコでは事故の経緯を学校の教科書で教えているらしい)。何とも心暖まる展示で、両国の絆の深さを感じた。
科学館の中で、偶然にもトルコ人の男性と知り合いになった。「良い所だから、一度来ると良いよ。(日本語ペラペラ)」と世界地図の展示の前でおっしゃっていた。海もきれいとの事で本気で行きたくなった。

目的の大江戸温泉物語は招待券(懸賞)。
お風呂に入って、お祭りの露店を回るイメージ。
塩化物強塩温泉。加水。加温。濾過。(都条例により)塩素仕様。
マッサージや岩盤浴、足湯、宿泊施設、わんちゃんの湯(にゃんこちゃんの湯はないそう。)等が揃う。
タオルから何から全て揃っているため、持ち物はお金だけ。まあ、飲んだり食べたり遊んだり、招待分以上はカルくかかる。旦那と子供は満足そうだった。

都心は…疲れた。